金仏壇
江戸時代より最も歴史のあるのがこの金仏壇です。漆塗り、金箔金粉押し仕上げとなります。岡仏壇店二代目が金仏壇の塗りの職人でした。日本製と海外製があります。海外製が価格が安価な傾向にあります。主に浄土真宗の方がお持ちの割合が多いお仏壇です。しかし浄土真宗の方以外の方も使って構いません。西本願寺派が正面の宮殿柱が金色となります。

真宗大谷派仏壇
主に真宗大谷派の方がお持ちの割合が多い仏壇です。正面の宮殿の柱が黒い事より、区別がつきます。仏壇内部の屋根は二重屋根(大谷屋根)になっていて、京都の真宗大谷派の本山、東本願寺の御影堂の宮殿をまねて作ってあります。

鉄刀木(たがやさん)仏壇
世界三大唐木(紫檀・黒檀・鉄刀木)の一つで紫檀黒檀同様とても固く丈夫な木材です。色合いは、紫檀とケヤキの中間の色合いとなります。主に曹洞宗・真言宗・天台宗・日蓮宗・浄土宗・臨済宗の方が主にお求めの方が多いです。

紫檀仏壇
世界三大唐木の一つです。もっとも一般的なお仏壇です。値段もピンキリで、金額が安価な商品は紫檀の木目をまねて作った『紫檀調』という表記になります。紫檀の材料をたくさん使った商品又は、国産品は高級なお仏壇となります。主に曹洞宗・真言宗・天台宗・日蓮宗・浄土宗・臨済宗の方が主にお求めの方が多いです

仕込み型仏壇
従来型のお仏壇と比べ、内部がとても広く、扉が一枚扉が特徴的なお仏壇です。大きなお位牌、お仏像をお持ちの方はおススメです。旧家のお家の大工さんが作った造り付けのお仏壇とよく似ています。最近は旧型の造り付け仏壇から仕込み仏壇に変えられる方が多い傾向にあります。主に曹洞宗・真言宗・天台宗・日蓮宗・浄土宗・臨済宗の方が主にお求めの方が多いです

モダン塗仏壇
近年流行りのモダン仏壇です。モダン塗仏壇は主に浄土真宗向けとなりますが、どの宗派の方が使っても良いです。おもに塗料はカシュー塗(合成漆)と、金粉金箔で、蒔絵の入ったタイプもあります。

モダン仏壇
近年流行りのモダン仏壇です。主に扉は一枚扉となります。照明付きがほとんどで、材質はウォールナット・紫檀・ケヤキ・メイプルなど様々です。写真はタンスなどの上に置くタイプで、床や畳の上に置く高台が付いたタイプもあります。

神徒檀(祖霊舎それいしゃ)
神道の方の先祖を祭る祭壇です。中央の扉の奥に神道用の位牌(霊璽れいじ)をお祀りし、榊、米、塩、酒、供物などをお供えします。材質はケヤキ材・アッシュ材・ニレ材が主です。仏教の方からすると、本体の色が白っぽいので少し珍しい様に感じられます。神棚は祖霊舎の上もしくは横にお祀りし、神棚には天照皇大神のお札を神社からもらい受けます。