»ホームへ   » お仏壇の選び方


-目次-

▼なぜお仏壇が必要なの?   

▼お仏壇の買い替えのタイミング   

▼お仏壇の種類と選び方   

▼お仏壇を選ぶ時の注意点    

▼お仏壇を置く場所    

▼金仏壇について    本願寺派(西)、真宗大谷派(東)の方

▼唐木仏壇について    各宗派(曹洞宗、真言宗、浄土宗、日蓮宗、天台宗、臨済宗の方)

モダン仏壇について

▼神道壇(祖霊舎)について  《神道の方》

お仏壇の価格

▼お仏壇の修理・クリーニングについて

▼お仏壇のお魂入れ、古いお仏壇の処分について

▼ミニ仏壇のネット販売はこちら


なぜお仏壇が必要なの?

■なぜお仏壇が必要?

 本来お仏壇は、身近にお亡くなりになられたご家族の方がいらっしゃらなくても、そのご家族の信仰の対象であるご本尊をお祀りし、ご先祖様への敬意と日々の生活への感謝の気持ちを表現する場所です。



 私たちにお父さんお母さんがいる様に、おじいちゃんおばあちゃんにもご両親がいました。当たり前ですがご先祖さま無しでは今日の皆様は有り得ないのです。



 お仏壇に向かい手を合わせ涙がこぼれる事があるかもしれません。嬉しかったことや悩んでいる事を仏様にご報告し、喜びを分かち合い、時には勇気をもらいます。お仏壇は手を合わせることによって悲しみを乗り越え、ご家族の心に希望や安らぎを与えてくれる最も身近なよりどころなのです。



 また、お子様お孫様の成長にとっても、お仏壇は少なからず影響を及ぼします



 どうかお子様に『手を合わす』親の姿を見せてあげて下さい。無垢な心を持っているお子様は、その良き手本をきっと真似してくれるでしょう。お仏壇が心豊かな大人への成長の一歩となり、手を合わせ仏様のご加護を頂くご家族は、二代、三代と繁栄していくことでしょう。







お仏壇の買い替えのタイミング

■お仏壇の買い替えのタイミング



 お仏壇を買い替えるタイミングは、お家のご新築される時や、お引越しされる時、仏事前(49日、100ヶ日、1周忌、3回忌、7回忌など)や、お仏壇が古くなり、金箔のハゲ、彫刻の欠損、お買い上げ後40年以上経過している時に、買い替えのご検討される場合が多いですが、基本的に思い立った時に買い替えて頂いて良いです




 お仏壇を新しくされる事は、お家の新築を建立されるのと同じで、『お祝い』扱いとなります。一般的に、お寺様にお包みする、お布施の封筒もお祝いの封筒を使用します。




 お仏壇を新しくされる時は、古いお仏壇は仏壇販売店が、無料引き取ってもらえる事(サイズにもよる)がほとんどです。事前に相談しましょう。(古いお仏壇は、寺院様を呼んでお魂抜きのお経をあげて頂きます)





お仏壇の種類と選び方

■お仏壇の種類と選び方

  お仏壇には大別すると、①金仏壇②唐木仏壇③家具調仏壇(モダン仏壇)がございます。




 原則として宗派やその形式によって、仏壇自体もその祀り方も異なりますが、現在ではそれほど差異はなく安置される場所やデザイン、ご予算でお選びいただけるよう豊富な種類が揃えられています。




 (昔からの真宗門徒様(本願寺派・真宗大谷派)のお家はやはり金仏壇が多く、地域性もありますので、寺院様の意見を聞いた方が良い時もございます)








お仏壇を選ぶ時の注意点

■お仏壇の価格

 お仏壇・お位牌は店舗でも価格が様々です。基本は店頭でご覧頂き、納得した商品をご購入という形を取られる方が多いでしょう。



 お仏壇の価格は、中間に紹介業者が入っている場合は、業者の取り分も発生しますので、基本的に、プライスカードには、割り増し金額で表示されている場合が多いようです。




 ご葬儀後に提携仏壇店の訪問セールスにより、あまりに予算オーバーの価格や、半強制的にお仏壇を勧められる場合は、注意が必要でしょう。









■お仏壇のお引越しや、万が一の破損に対応してくれるか

 お仏壇お買い上げ前には、後々来るかもしれない

『お仏壇のお引越し
(お仏壇は専門性が高いので、店舗の委託の引っ越し業者に丸投げでなくo店の、ちゃんと店舗の従業員が対応してくれる)や、
過っての『お仏壇の破損』(多いのが金箔をはがれ・彫り物の欠損・仏壇のキズの塗装)に対応してくれる、正しい技術を持った仏壇店を選ぶ事も重要な選択肢の一つではないのでしょうか?



 こちらより当店のお仏壇の修理の様子が見れます▶





■過去にお仏壇を購入された方の、意見を聞いてみる

 お買い上げ時に一番参考になるのは、実際にお仏壇を購入された方(業者ではなく一般の方)のお声をお聞きする、のがよいかと思われます。『あそこのお店はよかったよ』『金額が予算内に済んだよ』などの貴重な意見を聞けるかもしれません。 








■インターネット通販

 インターネット通販でご購入される場合は、メリット、デメリットをしっかり把握の上に検討された方がよいでしょう。




 〇メリット

   品物が豊富に見れる

   自宅に居ながらショッピングが出来る

   クレジットカードで支払いが出来る


 〇デメリット

   困った時に、販売店の人が来てくれないので、自分で対応する。(破損、金箔のハゲなど)

   お引っ越しの時は、引っ越し便を自分で手配する。(お仏壇は対応外の業者さんも多いです)

   写真で見たより、サイズが思ったより大きかった、小さかった、色が違ったなど。

   運送会社より箱入りで送ってきたが、開封したらキズが入っていた。

   仏壇本体と下台のセットで頼んだが、送られてきて来たのは下台のみだった。

   ※過去に来店のお客様よりお聞きしたお話の例です。

 





 お仏壇の価格はこちらから見れます▶




お仏壇を置く場所

■お仏壇を置く場所

 お仏壇を置く場所は、お家に仏間があれば、仏間に設置するのが望ましいですが、近年のお家は仏間がない場合も多いので、タンスや家具の上や、フローリング・床の間に設置されてもかまいません。




■お仏壇の向き・方角

  お仏壇は基本的にどの方角を向けてもかまいません。どの方角にも仏様はいらっしゃるからです。

 ただ直射日光が当たる場所には、お仏壇を設置するのは避けた方がよいでしょう。日光の紫外線で塗装が変色する恐れが御座います。






  ①お仏壇を安置される場所はどこですか?タンスの上、仏間、タタミ、フローリングの上など

  ②仏間の場合は、そのスペース(高さ・幅・奥行)を測ってください

  ③サイズ・色合い・デザイン・材質などお好きなものをお選びください

  ④お仏壇は基本的にどの方角でも構いません





金仏壇

■金仏壇とは

 紅松や桧の木地の上に漆を塗り金粉金箔を装飾し飾り金具を施したとても煌びやかなお仏壇です。主に浄土真宗本願寺派(西)、真宗大谷派(東)の方がお持ちの割合が多いお仏壇です。阿弥陀如来がおられる極楽浄土の世界を創造して造られております。


 お仏壇の歴史は古く、室町時代に浄土真宗の中興の祖である『蓮如上人』により、お仏壇を持って『南無阿弥陀仏』と書いた掛け軸をお家に祀る事を、薦められた事によりお仏壇が、一般のご家庭に広まったと言われております。




金仏壇を一台作るには、7つの専門分野があり、①木地師、②宮殿師、③彫刻師、④飾金具師、⑤蒔絵師、⑥塗師、⑦金箔押師の順で分担して一つのお仏壇が出来上がります。佐世保・岡仏壇店の二代目は漆塗りの専門家(塗師・金箔押師)でした。




金仏壇は全国各地に産地があり秋田・名古屋・彦根・京都・大阪・広島・鹿児島川辺などが一大産地となります。海外の産地はベトナム・インドネシアなどです。




■金仏壇の塗料

カシュー合成漆

カシュー合成漆はカシューナッツの表面の油を元に作られています。カシューの木は『熱帯性漆科』の木になり、木の姿も大木ではありません。産地はインド、インドネシア、タンザニア、ケニアで、各国とも植林が進んでおり生産量は安定しています。スプレーガンで吹き付けが出来き、自然乾燥で固まるので量産にも優れた塗料となります。本漆そっくりで、現在生産されている金仏壇の塗料は9割はカシュー合成漆となります。 下図の『金仏壇の彫刻』はカシュー合成漆の上に金箔を押しています。


本漆

佐世保市岡仏壇店の二代目が漆塗りの職人『塗師』で本漆は古来より使われてきた塗料となります。塗った時にうるおいが出るので、そこから『うるし』と呼ばれるようになったという説も御座います。漆の木から漆掻きという手法で木にキズを付け採取する事が出来ます。一本あたり200gほどしか取れずいかに貴重な物かが分かります。カシューは自然乾燥できますが、本漆は湿気で乾くという特徴があって『室』という部屋で濡らした布を吊るし、保湿しながら乾かすため、とても扱いが難しいといわれ、気を使う工程となります。現在希少となった、本漆を使ったお仏壇は最高級のランクとなります。


■本願寺派と真宗大谷派の内部の違い

本願寺(西)と真宗大谷派(東)で仏壇の内部の構造が違います。



■国産仏壇

岡仏壇店では『秋田仏壇』『彦根仏壇』『川辺仏壇』や『本漆仏壇』、西・東合わせて15台程展示しております。






16号金仏壇・真宗大谷派用

16号金仏壇・真宗大谷派用のお仏壇はこちら

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18号金仏壇・西本願寺派用

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22号金仏壇・真宗大谷派用

22号金仏壇・真宗大谷派用のお仏壇はこちら

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唐木仏壇

■唐木仏壇とは

紫檀(したん)・黒檀(こくたん)・鉄刀木(たがやさん)など美しい木目を生かしたお仏壇です。唐木は古くは奈良時代に唐よりもたらされ、当時より日本で産出しない 重硬な木材を総称して『唐木』と呼んでいます。 木材の種類や、材質、産地などにより価格が変わってきます。

曹洞宗、真言宗、浄土宗、日蓮宗、臨済宗、天台宗の方がお持ちの割合が多いお仏壇となります。 主な産地は海外では、ベトナム・インドネシア・中国で 全国のお仏壇店の在庫の八割が海外製となっています。理由はコスト削減でお求めやすい価格となります。


■唐木仏壇の産地

国内の大きな産地は、静岡県、徳島県、福島会津若松などとなります。海外の産地は中国・ベトナム・インドネシアなどです。




■紫檀調仏壇(低価格)

紫檀調というお仏壇は、紫檀を使わずに、紫檀の木目を印刷して心材という木材に木目を張り付けたお仏壇となります。価格は安い傾向にあります。


■紫檀薄板張仏壇(中等品)

紫檀を3mm以下に薄くスライスした木材を、心材に貼ったお仏壇です。


■紫檀厚板張仏壇(中等品~上等品)

紫檀3mm以上に加工し心材に貼ったお仏壇ですお仏壇の正面に厚板板を貼った物を『前練』

お仏壇の正面とその裏側に厚板を貼った物を『二方練』

お仏壇の正面とその左右に紫檀厚板を貼った物を『三方練』

お仏壇の正面、裏、左右に紫檀の厚板を貼った物を『四方練』といいます。








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モダン仏壇(家具調仏壇・近代仏壇)

■モダン仏壇(家具調仏壇・近代仏壇)とは

現代のお家の雰囲気にマッチするお仏壇です。材料はウォールナット・メイプル・シルバーハート・紫檀・黒檀・ケヤキ・タモなど様々です。カラーもライト色・ダーク色・白色・ワイン色などお家の雰囲気に合わせて選ばれる方もおられます。タンスの上などに乗せるコンパクトなタイプフローリングや畳の上に置く、下台が付いたタイプなどがあります


■モダン家具調仏壇の産地

モダン家具調仏壇の産地は北海道旭川・会津若松・静岡・徳島・広島府中などのが一大産地となります。海外の産地は中国・ベトナム・インドネシアなどです。




■紫檀・黒檀・ウォールナット調仏壇(低価格)

紫檀調というお仏壇は、紫檀を使わずに、紫檀の木目を印刷して心材という木材に木目を張り付けたお仏壇となります。価格は安い傾向にあります。


■薄板張仏壇(中等品)

紫檀を3mm以下に薄くスライスした木材を、心材に貼ったお仏壇です。


■厚板張仏壇(中等品~上等品)

紫檀3mm以上に加工し心材に貼ったお仏壇ですお仏壇の正面に厚板板を貼った物を『前練』

お仏壇の正面とその裏側に厚板を貼った物を『二方練』

お仏壇の正面とその左右に紫檀厚板を貼った物を『三方練』

お仏壇の正面、裏、左右に紫檀の厚板を貼った物を『四方練』といいます。



     




モダン・家具調仏壇も地域最大50基以上!良心価格でご奉仕中です

モダン仏壇画像



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神徒壇(祖霊舎) 神道の方

■神徒壇(祖霊舎)とは

 神徒壇(祖霊舎)とは神道の方の先祖を祭る祭壇です。中央の扉の奥に神道用の位牌(霊璽れいじ)をお祀りし、榊、米、塩、酒、供物などをお供えします。材質はケヤキ材・アッシュ材・ニレ材が主です。仏教の方からすると、本体の色が白っぽいので少し珍しい様に感じられます。神棚は祖霊舎の上もしくは横にお祀りし、神棚には『天照皇大神』のお札を神社からもらい受けます。

 モダンタイプの神徒檀も御座います



■神徒檀の産地

国内の大きな産地は、静岡県、徳島県、福島会津若松などとなります。海外の産地は中国・ベトナム・インドネシアなどです。唐木仏壇の産地で作られております。




☆神徒壇も店頭に展示しております




お仏壇のお魂入れ・古いお仏壇の処理について

■お仏壇の魂入れとは

 お仏壇を買い替えた時もしくは、新調された時は、菩提寺の寺院様をお家にお招きし、お経を上げて頂き、その後お仏壇が手を合わせる対象となります。浄土真宗・真宗大谷派では『入佛式・にゅうぶつしき』(入仏慶讃法要にゅうぶつきょうさんほうよう)・曹洞宗・臨済宗・真言宗・天台宗・日蓮宗・浄土宗は『開眼法要・かいげんほうよう』といいます。



 お仏壇の新調以外にも、ご本尊様の新調・お位牌の新調・墓石の建立の時もお魂入れを行います。お位牌のお魂入れは通常忌明け法要(49日)に行います。(詳しくは寺院様にお尋ねください)






■新しいお仏壇をご購入後・古いお仏壇がある時

 同じお家に、新しいお仏壇をと古いお仏壇がある時は、菩提寺の寺院様をお家にお招きし、古いお仏壇の『お魂抜き』をした後、新しいお仏壇に『お魂入れ』をして頂く様になります。『お魂入れ』をして頂いた後は手を合わせる対象となります。新しいお仏壇と古いお仏壇を左右に並べて、同時に読経される時も御座います。新しいお仏壇をご購入の際は、朱蝋(赤いローソク)をご用意された方が望ましいです。


 古いお仏壇は、仏壇店に頼んで頂ければ引き取ってもらえます。通常、お仏壇はリサイクル出来ませんので、焼却処分となります。





■空き家に古いお仏壇がある時

  空き家に古いお仏壇がある時は、空き家に寺院様をお招きし古いお仏壇に『お魂抜き』をして頂きます。新居に新しいお仏壇をご購入された場合は、同日か、違う日でも構いませんので、新居に寺院様をお招きしてお仏壇に『お魂入れ』をして頂き、その後手を合わせる対象となります。







■古いお仏壇の処分のみ

  空き家に古いお仏壇があり、お家の跡継ぎの方がいない時など、お仏壇の処理に困った時は、当店で処理致します。仏壇解体作業は業者に依頼しますので有料となりますが、お気軽にご相談ください。金額は写真と寸法を測って頂ければ、見積りいたします。普通のお仏壇で処理代は約二万円程(おおよそ高さ160㎝×幅60㎝ほどの仏壇)です。





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